活版印刷体験
先日、印刷博物館で活版印刷体験をしてきました！
こちら活版工房「印刷の家」では、活版印刷とはなんぞやという説明から、原稿作成（アキも含めて7文字）・文選・植字・印刷までを体験できます。私の活版印刷体験といえば、ガッチャンと下ろすことは何度かやらせてもらったことがありますが、文選・植字は未経験だったのでいつかやってみたいと思っていました。
【文選】
この中から使う文字を選びます。
【植字】
ここへ文選した活字をはめ込んでいきます。（●●●●●●●のところ）
【印刷機へ版をセット】
【ガッシャン】
思わずニヤリ♥ 我ながら「いいじゃな〜い？」とテンションが上がる瞬間！
出来上がりはこんな感じです。
この日は一筆箋への和文印刷でした。数種類の一筆箋の中から7枚選んで印刷できます。来月は欧文でコースターへの印刷だそうで、時間があったらまた参加したいです。欧文と和文とは文選の仕方から違うので、全然違った体験ができるそうですよ！
こちらの印刷博物館の活版体験は、なんと毎日開催されていて、かかる費用は入館料300円のみ！この入館料で常設展も見ることができます。活版印刷や版画、あらゆる印刷の仕組みを映像や模型を使った展示で体験しながら見学できます。正直見応えがありすぎて驚きでした。「お〜！」とか「ほ〜」とか、1人で感嘆の声を上げながら回ってきました。
企画展では「日本のロングセラー商品店」が行われており、こちらも興味深かったです。年代別に商品が並んでいたので、懐かしみながらパッケージの歴史と変遷を知ることができました。
金曜日の豪雨の中、ずぶ濡れになりながらいそいそと出かけた甲斐があり、十分すぎる程堪能し、その間に外は大変なことになっていましたが、工房の静寂の中、活版のガッシャンにうっとりしてきました。
昔はメインで実用していたものたち。佇まいがかっこよすぎです。
