乙女椿

こんにちは、ワビスケです。
 
先日散歩をしていて見かけた可愛らしい椿。その名も「乙女椿」。

 
どうしてこんなに可愛らしいのでしょうか。
花だけ眺めていてもドキドキするほど可憐ですが、名前を聞くとさらにキュンとしてしまいます。 

蕾もまん丸で。
 
見るからに清楚な乙女のこの椿、江戸時代からある園芸種で、
あまりに見事な花容に他藩や他家に持ち出すのを止めたため「お止めの椿」が「乙女」に変わったとか。
 
花心がなくあまり結実しない様子から、乙女。とういう俗説も…?
 
花色は淡いピンク色が多いようですが白色などもあるようです。
透明感と張りがあって若々しく、なんとなく健気な雰囲気も感じられ本当に美しいです。
 
キラキラしている乙女椿。今少し楽しませてもらいましょう。
  
 
♪ 乙女椿の「乙女」から〜恋せよおとめ…〜を連想したので。……いろんなことを考えますね。

 《 ゴンドラの唄 》 吉井勇作詞・中山晋平作曲
 
いのち短し 恋せよ少女(おとめ)      朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に      明日の月日は ないものを
 
いのち短し 恋せよ少女     いざ手をとりて 彼(か)の舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に    ここには誰れも 来ぬものを
 
いのち短し 恋せよ少女     波に漂(ただよ)う 舟の様(よ)に
君が柔手(やわて)を 我が肩に     ここには人目も 無いものを
 
いのち短し 恋せよ少女    黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に    今日はふたたび 来ぬものを