大工仕事〜本職の手際〜


 
以前取材させていただいた大工さんの仕事っぷりです。
テキパキ&黙々と仕事を進め、形作られていく様は拝見していて爽快でした。
私には何をどうしようとしているのか分からない中、サクサクと刃を入れていき、
パコッと木材が外されるところは個人的にツボでした!(4’13あたり)。
そして、硬いはずの木材がお豆腐のように見えます(4’52)私見です。
 
「追っかけ大栓継ぎ」とは、あくまで継ぐための技術。これが完成したからといって何かが出来上がるわけではありません。
建物を形成する過程の一部分にすぎず、しかしその一部分にはこんなにも細やかな作業がされていて、
大きな建物に繊細な仕事が詰まっているのが、大工さんの建てる家なのだと知りました。
 
値段が高い安いではなく、価値を知り、何にお金を払うのかを知っていないと
結局は粗悪なものを掴まされたりするのだろう。
と、大工さんの仕事っぷりを目の前にし、強く思うのです。
 
ご協力いただいたのは、シバサキ建築工房さんです。
 
※ワンちゃんの声の他に、所々小さく「ほ〜」と聞こえるのは私の感嘆の声です。
撮影の心得が未熟なために入ってしまいましたので、ご放念下さると幸いです。