Water./魚喃キリコ著

こんにちは。ワビスケです。
 
先日古本市で魚喃キリコ著『Water.』を購入しました。
過去に読んだ大好きな本でも所持していないものは結構あるもので、
そんな本たちはいつでも読めるように側に置いておきたい願望は常にありますが、
しかし、大きな書庫があるわけでもないので家の負担にならない程度に吟味して、
少しずつ私の元へ連れてこようと最近また思い始めました。
『ハルチン』好きですが未見のものも多いです。
 
『Water.』収録の「リキテックス」を自分の学生時代を思い出しながら読みました。
学校のロッカーや校舎など、リキテックスという言葉も懐かしく課題に明け暮れていたことなどを思い出しながら。
 
途中、自分のイメージとマンガの中の背景がリンクしすぎて「?」となりましたが、
まぁ、当時の学校なんてどこも似たような造りなんだろうなと納得させました。
 
しかし気になって調べたら、なんと魚喃さんは同じ専門学校を卒業されていました!
学校を出て左に曲がるとある高架下の感じ、ベンチや灰皿、ベランダから下を見下ろす感じ、校舎か見える線路とか……
そうそうこんなだったなぁ。この舞台は私も学んだあの校舎なんだろうか。
ふふふ、なんだかうれしかったりして (。-_-。)
 
最近のデザイン学校はどうなのでしょう? 私が学生だったMac移行前のデザイン専門学校は課題も多く(アナログ)、
私は実家からの通いで授業が終わるとすぐバイトだったりで学校の友達と遊んだ記憶はほとんどないです。
中学や高校のようにみんながある程度知り合いみたいな感じじゃなくて、マンガやアニメ好きな人から前衛的な芸術系、
おしゃれなデザイン好きなどそれぞれの個性も強く、そこはたとえクラスメイトでも関係がクールというか大人というか、
みんな仲良くじゃない個人主義。私も数人の気の合う子とばかり連んでいたので、クラスメイトといっても今では名前すら思い出せない人ばかり。
通学で片道2時間かかる上に課題で徹夜とかきつかったけど、そんな雰囲気が心地よく面白かったです。
あの時代のデザイン学校の雰囲気を強烈に思い出しキュンとしました。
 
購入したのは1996年青林堂から出版されたものです。
この時代はまだ全てがバーコード管理ではなかったようで、裏表紙がすっきりしてます。
その後はマガジンハウスから出版されているようです。
 
魚喃さんの『Water.』が私の元にやってきた☆ 古本市で出会った本、私は離さないぞ。
 
 

【追記】
先日、専門学校時代からの友人に会ったので聞いてみたところ、
『Water.』のことは知らなくとも、魚喃さんのことは当然という感じで知っていました。
というより、私が知らなかったということに驚いていました。ずびばせん……
なんでしょう、この私の無頓着さ。前からですが最近とくにひどいです。