GRAPHIC TRIAL 2011

残り1週間、GRAPHIC TRIAL 2011に行ってきました。

会期、まだまだあるから大丈夫と思っているとあっという間に終わってしまうものですね。
 
まず実物を見ると、本当に実験なんだな(祖父江さんのは化学的にも)…と思いました。
オフセット印刷。昔の機械に比べて、と言える程昔のことを知りませんのでわかりませんが、
印刷機&印刷の技術ってすごいなということは猛烈に感じます。
 
見ていて「へぇ〜」とか「すごいな!」とか「なるほど…」など大変興味深く、
勉強にもなるなぁと拝見していたのですが、ふと、ここまで印刷を追求していった時の費用、
予算っていかほどなのかしら…と、頭をよぎってしまうしがないデザイナーの端くれの私。
自分が切なすぎます(ノ_-。)
 
個人的に、山本氏の「木版画に挑戦」は点数も多く刷り上がりの調整も大変なのだろうけれど、
その前に、版を作るの大変だったろうなと思わずにはいられません。なぜなら版画です。誰かが版を彫らなければ…
ただ、私もそういう作業が好きなので、大変だけど楽しいみたいな感じなのかな、などと想像して拝見しておりました。
それにしても根気の要る作業だったかと思います。
 
blogなどで経過も追えて面白いです。
印刷博物館P&Pギャラリーで8/7まで。
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/graphictrial/2011/details.html